2018年1月21日(日曜)
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本渡で「めでたいたい焼き」を食べたあとは、この日のメインである崎津に向けて
出発しました。
国道266号線を走ること約1時間で目指す崎津に到着。まず車を駐車できる場所を探しました。
港に観光客数人がいたので、そちらへ向かい、取りあえず車を停めました。
車を出て、身体を伸ばし、目の前の羊角湾の入り江というのか、のどかな海に浮かぶ小舟をパチリ。

そこから教会の屋根は見えるので、そのまま波止場づたいに進みましたが、残念ながら、それでは行けませんでした。車に戻り崎津地区のメインストリートを駐車場を探しながら進んでみました。
すぐに駐車場はありましたが、満杯。次も満杯。なぜかというと殆どが3-4台分のスペースしかありません。
ようやく漁業組合の建物の近くに、まとまったスペースがあったので、そこに停めました。
歩いて教会へ向かいます。日曜日だからなのか、人通りは少なく。世界遺産に指定されたので、それなりに観光客が歩いているのを想像していたので、ちょっと意外でした。
たぶん世界遺産に指定される前の状態とそれほど変わっていないのだろうと思いました。
特産の海産物などを売る小さな店が何軒かありましたが、それほど私が魅かれる店はありませんでした。
別に私は、洗練されたオシャレな店を求めている訳ではありません。
地元の人たちが、自分の住む地域が世界遺産に指定されて、どう思い、どう受け止めているのかなと感じました。
そもそも私としては、「世界遺産」に登録されるということが、どういうことなのか解っていません。
地域興し、観光事業の活性化、歴史的遺産の保存など、立場、見方でか変ってくるのだと思います。
何となくですが、地元の人も戸惑っているのではないかというのが、正直な感想でした。
教会の前で写真を撮っていたら、外国人の男女が来ました。年配の女性と若い男性でした。

男性が「マミー」と呼びかけていていました。そう親子でした。男性が教会をバックに母親を撮ろうとしていたので、私は、「撮ってあげましょうか」と言って、二人を撮りました。どこから来たかと聞くと「モンタナから来た」とのこと。モンタナは確か、熊本県と姉妹都市ではなかったか。
ということは、それなりに県の海外へのPRの成果なのかも知れません。
いずれにしても、三角西港も含め、「世界遺産」に指定されたことをどう受け止め、
どうして行くのかは、かかって地元の人が決めることだと思います。
同時に、そのことに対しアドバイス、サポートすることも求められているのかも知れません。

これは、たぶん世界遺産に指定されてからできた資料館だと思いました。
今後、どのように進んで行くのか、私も傍観者にならないようにしたいと思いました。